例えば、階段の昇り降りに不自由を感じるのは、足腰の筋力や関節の衰え等が原因で、
これを回復させるには相当のリハビリが必要になります。では、聴こえはどうでしょう
か? 個人差はありますが、聴力は一般的に30歳代から徐々に低下し始め、補聴器の
必要性を感じる頃には、既に相当の年月が経過しています。
聴力の低下とともに、耳から脳に入る音や言葉の情報は少なくなり、聴覚の運動不足の
ような状態が慢性的に続くことになります。それに伴い、聴こえの様々な機能も衰えて
いることが考えられます。対して補聴器は、聴力の低下を補うことがその役目で、直接的には
それ以上のものではありません。補聴器をただ付けるだけでは、問題解決にならないのです。
けれども補聴器で聴力補正をし、トレーニングで脳に積極的に働きかけていくことで、
聴こえの問題は改善する、との信念のもと、弊社では、聴こえのトレーニングを日夜研究し、
わかりやすい形で皆様にご提供しております。
聴く力をトレーニング
01.なぜ、聴く力をトレーニングすることが不可欠なのか?
補聴器をつけてもなかなか思うように聴こえない…
というご経験はないですか?例えば、
- まわりがやかましいと会話が聞きづらい
- 早口の人との会話が難しい
- 音楽やカラオケなどの音程のズレが気になる
このような問題点を解決するには
耳・・・補聴器で適正な聴力補正 + 脳・・・脳の機能低下を補うトレーニング
よりよい聞きとりに導くことが
できると考えられます。
02.聴こえをトレーニングすること